京都、西陣に本店をおく、京菓子の老舗「鶴屋吉信」の公式サイトです。

京菓匠 鶴屋吉信

TSURUYA YOSHINOBU ENGLISH PAGE 鶴屋吉信オンラインショップ

柚餅

柚餅イメージ
鶴屋吉信「柚餅」は、香り高い柚子を、 やわらかな求肥にこめて 国産の和三盆糖をまぶしました、風味豊かなつまみ菓子でございます。 柚子がおりなす爽やかな香り、お口の中ですうっと溶けゆく上品な甘さと食感。 明治初年(西暦1868年)以来、「京観世」とならび 弊店の代表銘菓となってございます。

柚餅と富岡鉄斎

柚餅
 ほんのり淡い青柚子の色。つまめばふわりと広がるさわやかな香り。 口どけのよい和三盆糖の上品な甘み、しっとりした求肥の舌触り・・・・・・。 鶴屋吉信を代表する銘菓「柚餅」。その誕生には意外なきっかけがありました。
柚餅
 それは享和三年(一八〇三年)の創業から半世紀ほど経った、三代伊兵衛の時代のこと。 あるとき菓子づくりをしていた伊兵衛が材料の配合を間違えて、まったく違った菓子が出来てしまいました。 しかしその菓子に捨てがたい趣を覚え、青柚子を加えて和三盆糖をまぶしたところ、たいそう美味しかったのです。 伊兵衛はその菓子に「ゆうもち」と名付け、明治初年に店で商い始めました。
柚餅
 以来百五十年、代々伝えられてきた柚餅。桐箱に納めて大切な贈答に用いられ、 戦時中には、物資の乏しい時代にも京菓子の伝統を絶やさぬようにと京都府が定めた和生菓子特殊銘柄品十八品にも数えられています。  柚餅の包装を飾るのは、文人画家、富岡鉄斎(一八三七〜一九二四)が描いた青柚子の絵。 長寿に恵まれた鉄斎は八十代にして新たな画境を開き、生涯の傑作をこの時期に数多く残しました。
富岡鉄斎の絵
「益精養気」の賛を添えたこの絵も八十代の作です。  幕末の京都に生まれた鉄斎は、幼くして学者を志し、国学や漢学を学びました。 歌人で陶芸家でもあった大田垣蓮月尼に仕え、祖母と孫ほど歳の離れた尼の薫陶を受けたといいます。 京に集まる勤皇の志士たちと親交を結ぶ一方、長崎に遊学して明清画に触れるなど 見聞を広め、多感な若き日を送ります。
急須とお茶
 維新後、四十七歳で京都に居を定めて以後は、北海道から九州までを探訪し、家にあっては読書に耽る日々。 まさに「最後の文人」の名に相応しい暮らしぶりでした。 絵はあくまで余技、自身は学者であると自任しながら、画家としての名声は益々高まります。  四代当主、稲田儀三郎(一八八六〜一九七六)と鉄斎の出合いは大正の初め頃のこと。
本店 京名物柚餅 大看板
早くから店を任され、新しい菓子の創案にも熱心だった儀三郎と、大家と目されながら向学心 旺盛で創作に励む鉄斎。二人は五十歳の年齢差を超え、交流を育みます。 店に掲げた「京名物 柚餅」の大看板も鉄斎の揮毫によるもの。 店名ではなく銘菓の名であることにも、自慢の菓子を鉄斎が贔屓にしたことを誇りに思う儀三郎の心が偲ばれます。
柚餅のあるテーブル
室町通一条下ル薬屋町の鉄斎邸は、西陣船橋の鶴屋吉信から歩いても十分ほど。 儀三郎に菓子を届けさせたり、ときには人力車で店を訪れたりもしたのでしょう。 若い頃から煎茶道をたしなみ、自ら煎茶道具も手がけた鉄斎。 屋敷に招いた友や画室に顔を出す孫たちと、どんな一服を楽しんだのでしょうか。

柚餅謹製の風景

「柚餅」の歴史・・・

現在、本店玄関上に掲げられております大看板の揮毫は 京都の文人画家・富岡鉄斎によるものです。 鉄斎は柚餅を大変愛好し、 当店四代目稲田儀三郎に、こんにちも柚餅の装画を飾っております 「益精養気(精を益し、気を養う)」との讃を付した柚子の水墨画や、 柚子の薬効を讃えた画軸を与えて親交を深めたといいます。 昭和8年には昭和天皇に特別にお買い上げの栄を賜るなど、 永い歴史を重ねて参りました京の銘菓でございます。
(左図:柚餅謹製の風景 昭和8年)
柚子

柚子と和三盆のこと・・・

柚子はその独特で爽やかな芳香が珍重され、果皮は香辛料、 果肉の香りは柚餅子や柚味噌といった料理や菓子、 また薬用としても 日本人の暮らしに深くなじんできた果実です。 柚餅のように京都では柚と書いて「ゆう」と読むことも。 また、柚餅にまぶすのは「和三盆糖」と呼ばれる国産の砂糖です。 単に「和三盆」とも呼ばれ、すべて国内で栽培したサトウキビから 手間ひまをかけて作られる大変高級なものです。 少し黄色がかった色味と口の中ですぅっととけるきめの細かさ、 独特のよい味と香りが特徴で、柚餅の上品な甘味を紡ぎ出しております。

柚餅

柚餅箱入イメージ

柚餅 ゆうもち   箱入  1箱 1,188円
柚子の絵をあしらった化粧箱入り。 個包装サイズで2つの小分けでお入れしています。


柚餅包装イメージ

柚餅 ゆうもち  個包装  1個 540円
いつでも新鮮な風味をお楽しみいただける、 食べきりサイズ。


柚餅柚子形パッケージイメージ

柚餅 ゆうもち   柚子形パッケージ入   

1箱 648円 、 2箱入 1,296円

柚餅を、柚子の形の可愛らしいパッケージに詰めて。 贈り物、おみやげにもお喜びいただけます。


柚餅桐箱入イメージ

柚餅 ゆうもち  桐箱入  1箱 3,240円

桐製の美しい化粧箱にひもを掛け、のし紙と金銀水引。 ひもの色違いで、お祝い事用にもお使いいただけます。



日保ち
柚餅
20日
特定原材料等
なし
 
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